こんばんは、栄養太郎です。
ひとまず、これからの記事は管理栄養士をめざす人への現実と学校選びなどの情報を発信しようと思います。
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令和に入っての働き方とプロフィール🍅
てことで、私のプロフィールを見てもらえばおおよそわかると思いますが、
管理栄養士としてのキャリアは今年で10年目となりますが、1つの就業場所はおおよそ2年くらいしかいたことがありません笑
というのも、私は「せっかく管理栄養士を取ったから、色んな所で経験したい!」と行動した結果、老健・病院・委託給食会社といった管理栄養士なら就職先の選択肢に入るところを渡り鳥のように転職を繰り返しました。
いち社会人として「それどうなの?」と思うところもありますが、その分人との折衝能力は非常に長けていると自分は思っております。
ということで、それらを踏まえて、これから
「管理栄養士になりたい!」
「管理栄養士ってどんなことするの?」
そういったことの疑問に少しでも力になれればと、何回かに分けて紹介していきますね。
色々気になるところはあると思いますが、個人的にはめちゃくちゃ大事だと思う
「学校選び」
についてお話しますね。
まずは、管理栄養士に興味を持って、「管理栄養士になりたい!」って思う時って
大体、中学か高校だと思います。
それ以外は栄養士として働いていて、単純に栄養士の上級職の管理栄養士を取りたいってパターンがほとんどですよね。
実はこの時点で管理栄養士になるための難易度にとんでもない開きが出ます笑
2021年度のデータにはなりますが、基本的にこの数値差は逆転することはないし、
個人的な所感では建築士や税理士くらいの難易度はあると思ってます。
上のグラフ見たら分かると思いますが、大体毎年5~6割くらいの合格者が出てると思いますよね?
そう思ったあなた!
大間違いです!
この合格率は全体の受験者数と合格者数を表していますが、実は2極化しています笑
というのは、大学からの受験組とそれ以外の働いて受験資格を得た組とでは、とんでもないほど合格率に差があります。
この画像見てください。
この年はまだ良い合格率ですが、それでも新卒で無ければ26%と22.8%程度の合格率しかありません。
比べて新卒は95.4%も合格率があります。
この差…めちゃくちゃ大きいと思いませんか?
このあたりを踏まえると当然、管理栄養士目指すなら新卒が有利ということは火を見るより明らかですよね!
となると、「管理栄養士の専門課程がある大学を…」ってなるのが普通かもしれませんが、
この専門課程がある大学はどこも管理栄養士の合格率を売りにしているふしがあります笑
ここで注意をしてもらいたいのが、一学年の定員と受験者数です。
ここホントに大事なのでしっかり確認しといてくださいね。
私はただ合格率のみを重視して大学受験し合格しましたが、ここで4年間はまさしく
「俺の屍を超えて行け!」
でしたね笑
結論いうと、入学時に80人いた同級生が卒業時には45人になっていました笑
ほぼ半分が退学・転科・留年となってました。
ここが確認ポイントになります。
「何がポイントなの?」と思うかもしれませんが、
受かる力がある人だけ受験させるというシステムが、今の管理栄養士専門課程がある学校のスタンダードになってます。
よくも悪くも私はこのシステム嫌いではないですが、あんまりいい気はしないですよね。
となると、専門課程がある学校を選ぶ基準として、
①合格率が高い
②なおかつ、定員数と受験者数の差が少ないこと
ここを重視しとけば、よほどのことがない以上、問題はないでしょう。
今年は介護・医療のダブル報酬改定があっていますが、どんどん管理栄養士の質が求められるような流れに変化がきています。
まだまだ、「こんな人が管理栄養士やってんだ…」とかトンデモ病院や老健は沢山あります。
医療的な栄養学の知識や診療報酬、お金の流れなど最低限は情報収集含め、当たり前のこととしてできるようになりたいですね。
では、次回の更新をお楽しみに!!